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FileMaker Server、FileMaker Cloud に関する記事を新規追加または加筆修正しました。新規追加した記事は、FileMaker Cloud for AWS の後継、クラリスの最新のクラウド環境「Claris FileMaker Cloud v2」に関する記事です。現在の PowerAddress は FileMaker Cloud v2 には未対応ですが、PowerAddress FileMaker テンプレートファイルや PowerAddress がエクスポートした FileMaker ファイルは共有可能です。FileMaker Cloud v2 の導入は、前バージョンと比べると驚くほど簡単です。大幅にアップグレードされた FileMaker Cloud v2 をぜひお試しください。おすすめです。

新規追加した記事

加筆修正した記事

オンプレミス(自社サーバー)の共有方法もより詳しく解説しました。FileMaker Cloud v2 購入前のテストにも最適です。新たなご利用方法をお試しください。

FileMaker Cloud v2 でファイルを共有する方法

Claris Customer Console
Claris Customer Console [+]

クラリスの最新クラウド環境 Claris FileMaker Cloud v2(以下 FileMaker Cloud)でファイルを共有する方法をご紹介します。2020/07/25 現在、PowerAddress のファイルは FileMaker Cloud には未対応なので、PowerAddress のデータを配置した FileMaker テンプレートファイル PowerAddress FM 0.1.1(以下 PA テンプレートファイル)を例に説明します。

なお、このページは、最低限の設定で簡単にファイルを共有する方法を例示しています。実際のデータベースを運用する際は、必要に応じて Claris ID に 2 ステップ検証(2段階認証)を設定したり、データベースのパスワードやアクセス権に注意を払うなどしてご利用ください。

準備

FileMaker Cloud と FileMaker Pro が使える環境を用意します。Cloud の試用およびサブスクリプションの購入手順は以下のページをご覧ください。

まず、Claris Customer Console にアクセスし、共有可能なユーザやグループを設定しておきます。複数のユーザで共有する場合はグループが便利です。Claris Customer Console にアクセスするには、ブラウザで my.claris.com にアクセスし、Claris ID でサインインします。

次に、クライアントのパソコンに FileMaker Pro をインストールし、クライアント側も Claris ID でサインインしておきます。FileMaker Pro を起動し、ファイルメニューから「Claris ID にサインイン」を開き、Claris ID でサインインします。ちなみに、このメニュー項目はサインインしていないときに表示されます。サインイン後は「マイ App >」になります。

ホストするには

FileMaker Cloud の準備ができたら、PA テンプレートファイルをダウンロードし、共有するための設定を施します。設定を終えたら、FileMaker Cloud にファイルをアップロードして共有します。

1. 共有する FileMaker ファイルを用意

ここでは PA テンプレートファイルを使用します。このファイルはフリー(無料)です。以下のページから自由にダウンロードすることができます。圧縮ファイル名は pa_fm_011.zip、展開後のファイル名は ファイル名 poweraddress_fm.fmp12 です。

2. パスワードを設定

FileMaker Cloud にファイルをアップロードするには、そのファイルがパスワードで保護されている必要があります。PA テンプレートファイルは、FileMaker Pro でファイルを新規作成したときの状態(アカウント Admin、パスワードなし)のままです。新たなアカウントを作成してパスワードを設定するか、Admin アカウントにパスワードを設定します。

ここでは、Admin アカウントにパスワードを設定します。FileMaker Pro で PA テンプレートファイルを開き、「ファイル> パスワード変更…」で任意のパスワードを設定します。

旧パスワード:(未設定などの空欄のまま)
新パスワード:(任意のパスワードを入力)
新パスワード確認:(確認のため、任意のパスワードを再入力)

3. ファイルオプションを設定

次に、FileMaker Pro のファイルメニューから「ファイルオプション…」を開き、「次のアカウントを使用してログイン」を OFF にします。この設定が ON だと、アップロード時に「必要なパスワード保護が行なわれていないため、ファイルをアップロードできません」とエラー表示されアップロードできません。このエラーは、ファイルにパスワードが設定されていないときも表示されます。

次のアカウントを使用してログイン: OFF

その他、「保存されている資格情報による認証を許可」を ON にしておくと、ファイルを開く際のサインイン情報を保存して自動で認証することができます。OFF でもアップロードできますが、その場合、Cloud のファイルを開くたびに Claris ID のサインインが必要です。

保存されている資格情報による認証を許可:ON

4. セキュリティの管理

FileMaker Pro のファイルメニューから「管理> セキュリティ…」を開きます。認証方法を「Claris ID」にして、[+新規] をクリックし、Claris Customer Console のユーザまたはグループ、アクセス権を設定します。アクセス権は、新たに作成するか既存のアクセス権を指定します。この例では [完全アクセス] を指定します。

グループまたはユーザ名:(Claris Customer Console のユーザまたはグループ)
アクティブ:ON
アクセス権セット:[完全アクセス]

続いて、「管理> セキュリティ…」のダイアログ下にある [詳細設定…] をクリックし、拡張アクセス権タブを開きます。WebDirect(ブラウザでの共有)を有効にする場合は、fmwebdirect(FileMaker WebDirect)の行をクリックし、使用するアクセス権セットを ON にします。上記の例では、アクセス権セットに [完全アクセス] を指定しているので、[完全アクセス] を ON にします。同様に、fmapp(FileMaker ネットワーク)のアクセス権セットも [完全アクセス] を ON にします。※注

※注)拡張アクセス権について
デフォルトでは、他に拡張アクセス権を設定していない場合は、アップロード時に fmapp 拡張アクセス権が自動的に有効になります。拡張アクセス権を設定しなくても、FileMaker クライアントでの共有だけは有効になりますが、上記の例のように使用するアクセス権を明示的に設定しておくことをおすすめします。

5. アップロード

FileMaker Pro のファイルメニューから「共有設定> ホストにアップロード…」を開き、FileMaker Cloud のホストを選択します。ファイルを参照するか、ダイアログ内にファイルをドラッグしてアップロードします。ダイアログ下の「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしておくと次の手順を省略できます。

6. ホストのファイルを開いた状態にする

アップロード時に「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしていた場合は、この操作は不要です。OFF にしていた場合は、FileMaker Server Admin Console にアクセスして「データベース」タブを開き、PA テンプレートファイル(poweraddress_fm)を選択して「開く」を実行します。

クライアントからアクセスするには

ホストにアップロードした PA テンプレートファイルを、ネットワーク上の複数のデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)から同時にアクセスすることができます。対応するクライアントは、FileMaker Pro、FileMaker Go、Web ブラウザです。操作は簡単です。アクセス可能な Claris ID でサインインし、Cloud の PA テンプレートファイルを開くだけです。


FileMaker Pro を使ってアクセス

FileMaker Pro をインストールしたデバイス(Windows PC または Mac)で FileMaker Pro を起動してアクセスします。

  1. FileMaker Pro を起動
  2. Cloud にサインインしていない場合は「ファイル> Claris ID にサインイン」でサインイン
  3. 「ファイル> マイ App」から poweraddress_fm を開く

FileMaker Go を使ってアクセス

FileMaker Go をインストールしたデバイス(iPad または iPhone)で FileMaker Go を起動してアクセスします。

  1. FileMaker Go を起動
  2. Cloud にサインインしていない場合はサインイン
  3. 「マイ App」の Cloud をタップし、poweraddress_fm を開く

Web ブラウザを使ってアクセス

Web ブラウザを搭載したデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)で Web ブラウザを起動し、Claris Customer Console にアクセスします。

  1. my.claris.com にアクセスし、Claris ID でサインイン
  2. 「マイ App」の poweraddress_fm をクリックし、「FileMaker WebDirect で開く」を選択

FileMaker Cloud の試用/購入手順

Claris FileMaker Cloud 製品情報
Claris FileMaker Cloud 製品情報 [→]

FileMaker Cloud for AWS の後継、クラリスの最新クラウド環境 Claris FileMaker Cloud v2 の試用から購入までの手順をご紹介します。AWS のアカウント作成が省略され、Claris 社のサイトから簡単に購入できるようになりました。

FileMaker Cloud の評価版は、FileMaker Pro の評価版とは違い、試用の準備ができているユーザーを対象としています。事前にアップロードするファイルを準備し、評価ポイントを洗い出しておくことをおすすめします。また、クラウドで共有するユーザー数、App 数、使用頻度などを見積もり、購入時のプランとそのコストを調べておくとよいでしょう。

なお、2020/07/12 現在、PowerAddress のファイルは Claris FileMaker Cloud には対応しておりません。試用/購入する前に、クラウドにアップロードできる FileMaker ファイルを準備してください。

試用手順

スタンバイリスト登録
スタンバイリスト登録 [+]

Claris FileMaker Cloud の試用手順です。

この手順は、2020年6月に当社が申請した内容に基づいています。申請時期、申請内容などにより若干異なるかもしれません。一例としてご覧ください。

1. 準備

Claris FileMaker Cloud にアップロードするファイルを準備します。ファイルのパスワード保護、Cloud 共有時に使用するアクセス権、ネットワーク設定などを行い、オンプレミスの FileMaker ServerFileMaker Pro のピアツーピア共有でテストしておきます。また、Claris 社の「Claris FileMaker の購入方法」のページを参照し、プランの選択(Essentials か Standard か)、ユーザ数(5〜)、契約期間(12ヶ月〜)などを検討し、購入した場合のコストを確認しておくとよいでしょう。

2. 評価版を申し込む

Claris 社の「Claris FileMaker Cloud 製品情報」のページの [評価版を申し込む] をクリックすると、スタンバイリスト登録のページが表示されます。試用条件などを確認して評価版を申し込みます。

3. 評価版の案内

クラリス法人営業部から試用可否の連絡、手続きの案内などがメールで届きます。

4. Claris Store で手続き

管理者、請求先情報、クレジットカードなどを登録します。評価版なので、ここでは「0円で購入」という手続きになります。手続きが完了すると、電子納品書とともに注文完了のメールが届きます。

5. 優先ホスト名を申請

Claris FileMaker Cloud の設定を完了するための案内メールが届きます。Claris Customer Console に Claris ID でサインインし、優先ホスト名(***.account.filemaker-cloud.com の *** の部分)を申請します。問題がなければ、承認確認のメールが届きます。

6. 試用開始

これで準備完了です。Claris Customer Console でユーザやグループを設定し、FileMaker Cloud Admin Console でデータベースの管理が行えるようになります。

実際にファイルを共有する方法は以下のページを参考にしてください。PowerAddress のデータを配置した FileMaker テンプレートファイル PowerAddress FM 0.1.1 を例に共有方法を説明しています。

購入手順

Claris FileMaker の購入方法
Claris FileMaker の購入方法 [+]

Claris FileMaker Cloud の購入手順です。

この手順は、2020年7月に当社が購入(評価版から製品版へ切り替え)した内容に基づいています。購入時期、製品内容などにより若干異なるかもしれません。一例としてご覧ください。

1. 準備

Claris 社の「Claris FileMaker の購入方法」のページを参照し、プランの選択(Essentials か Standard か)、ユーザ数(5〜)、契約期間(12ヶ月〜)、支払い方法などを決めておきます。準備ができたら、Claris Customer Console のサブスクリプションを開き、[評価版から切り替える] をクリックします。

2. Claris Store で手続き

プランの選択(Essentials か Standard か)、ユーザ数(5〜)、契約期間(12ヶ月〜)を選択し、カートを確認して注文します。最後に、ご注文の請求先、お支払い情報を入力し、[ご注文の確定] をクリックします。手続きが完了すると、注文完了のメールが届きます。

3. 製品版の利用開始

Cloud コンピュートが再起動したら準備完了です。Claris Customer Console でユーザやグループを設定し、FileMaker Cloud Admin Console で引き続きデータベースの管理が行えるようになります。

関連ページ

起動/終了方法 (v5.1)

起動方法

Windows アプリ版、Mac アプリ版:
PowerAddress フォルダ内の PowerAddress をダブルクリックします。

FileMaker 版:
PowerAddress フォルダ内の main をダブルクリックするか、FileMaker のファイルメニューなどから main を選択して開きます。

終了方法

Windows アプリ版、Mac アプリ版:
メニュータブの [Quit] をクリックするか、ファイルメニューから [終了] を選択します。

FileMaker 版:
メニュータブの [Quit] をクリックするか、FileMaker のファイルメニューから [閉じる] を選択します。

FileMaker Cloud for AWS で共有

AWS EC2 の FileMaker Server でホスト

FileMaker Cloud for AWS
FileMaker Cloud for AWS

PowerAddress を AWS(Amazon Web Services、アマゾンウェブサービス)の EC2(Elastic Compute Cloud、サイズ変更可能な仮想サーバー)上の FileMaker Server でホストすると、クラウド環境での同時共有が可能となります。FileMaker クライアント(Windows/Mac/iOS)のほか、Web ブラウザを使った共有(FileMaker WebDirect)も可能です。

現在の PowerAddress は、FileMaker Cloud for AWS の後継「Claris FileMaker Cloud(v2)」には未対応です。PowerAddress FileMaker テンプレートファイルであれば共有可能です。以下ご参考まで。

同時共有の方法

ホスト(親)となる AWS EC2 の FileMaker Server で PowerAddress を開き、インターネットに接続している他の FileMaker クライアント(子となる Windows/Mac/iOS)からアクセスします。

ホストするには

AWS EC2 で FileMaker Cloud を起動し、main、data、zipcode をアップロードして開きます。ライセンスをお持ちの場合は、事前にパソコン上で PowerAddress を開き、設定> ライセンス画面でライセンスを入力しておきます。

クライアントからアクセスするには

まずは、クライアント(Windows/Mac/iOS)の FileMaker Pro または FileMaker Go を起動し、AWS EC2 のホスト名を指定します。FileMaker Pro でホストを指定するには、[ファイル> ホスト> ホストを表示…] を開き、[+] ボタンをクリックして、AWS EC2 のホスト名を入力して保存します。あとは、ホストの main を指定して開くだけです。

準備

AWS のアカウントをお持ちでない方は、以下のページで AWS マネジメントコンソールのアカウントを作成しておくとよいでしょう。ルートアカウントのほかに IAM(Identity and Access Management)ユーザーアカウントを作成することをおすすめいたします。アカウントを保護するため、MFA(Multi-Factor Authentication、多要素認証)も設定しておきましょう。FileMaker Cloud のログイン情報を保護するためのキーペアも必要です。

必要な FileMaker 製品

ホストとなる AWS EC2 に FileMaker Server が必要です。FileMaker Server のライセンスをお持ちでない場合は、AWS Marketplace から FileMaker Cloud(EC2 と FileMaker Server)を購入することができます。Windows や Mac で同時共有するには、各パソコンに FileMaker Pro 16 〜 が必要です。iPad や iPhone からアクセスするには、各 iOS デバイスに FileMaker Go(無料)が必要です。

必要なクラウド環境

AWS の t2.medium 以上の EC2 インスタンスが必要です。EC2 が稼働中はその利用料が必要です。

必要な PA のライセンス

同時共有数(FileMaker の共有数)に応じた PA のライセンスが必要です。ライセンスの一覧は以下のページをご覧ください。

参考資料

オンプレミスの FileMaker Server で共有

FileMaker Server Admin Console
FileMaker Server Admin Console [+]

PowerAddress をオンプレミス(自社サーバー)の FileMaker Server で開いて共有すると、一つの PowerAddress をネットワーク上の複数のデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)から同時にアクセスすることができます。

対応するクライアントは、Windows/Mac の FileMaker Pro、iPad/iPhone の FileMaker Go、Windows/Mac/iPad/iPhone/Android の Web ブラウザです。

準備

ホスト(親)となるサーバーまたはパソコンに FileMaker Server をインストールします。インストール後の管理は、Web アプリの FileMaker Server Admin Console で行います。FileMaker Server Admin Console にアクセスするには、Web ブラウザで以下の URL を開きます。クライアント(子)からアクセスすることもできます。クライアントからアクセスする場合は、[ホスト] の部分にホストの IP アドレスかローカルドメイン名を指定します。この IP アドレスやローカルドメイン名は、後にクライアントからホストを登録する際にも使用します。

アクセス元URL
ホストで開く場合http://localhost:16001/admin-console
クライアントから開く場合https://[ホスト]/admin-console

例)ホストの IP アドレスが 192.168.1.3 の場合
https://192.168.1.3/admin-console

例)ホストのドメイン名が myhost.local の場合
https://myhost.local/admin-console
FileMaker Server Admin Console の開き方

次にクライアントを準備します。ホストにアクセスできるクライアントは以下のとおりです。

  • Windows PC にインストールした FileMaker Pro
  • Mac にインストールした FileMaker Pro
  • iPad にインストールした FileMaker Go
  • iPhone にインストールした FileMaker Go
  • Windows PC、Mac、iPad、iPhone の Web ブラウザ
  • Android デバイスの Web ブラウザ

クライアントとなるデバイスに FileMaker Pro か FileMaker Go をインストールします。クライアントの構成は自由ですが、ホストにファイルをアップロードしたり PowerAddress のライセンスを登録するため、少なくとも一つは FileMaker Pro をインストールしたデバイス(Windows PC か Mac)が必要です。FileMaker Pro および FileMaker Server は、クラリス社から無料評価版を入手することができます。FileMaker Go は、App Store から無料でダウンロードすることができます。

ホストとクライアントの準備ができたら、ホストにアップロードする PowerAddress を一つ準備します。PowerAddress のライセンスをお持ちのお客様は、PowerAddress の「設定> ライセンス」画面を開き事前に登録しておきます。既に利用中の PowerAddress をアップロードする場合は、念のためバックアップをとっておくことをおすすめします。

ホストするには

FileMaker Pro を使って PowerAddress の main、data、zipcode ファイルをホストにアップロードします。各ファイルは、FileMaker Server 上で開いた状態にしておきます。

1. FileMaker Pro を起動

FileMaker Pro をインストールしたデバイス(Windows PC か Mac)で FileMaker Pro を起動します。

2. ホストを登録、サインイン

FileMaker Pro の「ファイル> 共有設定> ホストにアップロード…」を開き、左上のホスト検索欄の右にある [+] をクリックしてホストを追加します。ホストのインターネットアドレスの欄に、ホストの IP アドレスかローカルドメイン名を指定して FileMaker Server にサインインします。※注

3. PowerAddress をアップロード

PowerAddress の main、data、zipcode ファイルをホストにアップロードします。ファイルを参照するか、ダイアログ内にファイルをドラッグしてアップロードします。ダイアログ下の「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしておくと次の手順を省略できます。

4. ホストの PowerAddress を開いた状態にする

Admin Console のデータベース画面
Admin Console のデータベース画面 [+]

アップロード時に「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしていた場合は、この操作は不要です。OFF にしていた場合は、FileMaker Server Admin Console にアクセスして「データベース」タブを開き、main、data、zipcode を選択して「開く」を実行します。

※注)FileMaker Server にサインイン
FileMaker Server をインストールした際のアカウントでサインインします。ローカルでのテストの場合、「接続は暗号化されていません」と表示されたら、「常にこのホストへの接続を許可」をチェックし、[接続] をクリックします。

クライアントからアクセスするには

ホストにアップロードした PowerAddress を、ネットワーク上の複数のデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)から同時にアクセスすることができます。対応するクライアントは、FileMaker Pro、FileMaker Go、Web ブラウザです。以下クライアント別のアクセス方法をご紹介します。


FileMaker Pro を使ってアクセス

FileMaker Pro を使って、ホストにアップロードした PowerAddress の main ファイルを開きます。

1. FileMaker Pro を起動

FileMaker Pro をインストールしたデバイス(Windows PC または Mac)で FileMaker Pro を起動します。

2. ホストを登録

初回は、FileMaker Pro の「ファイル> ホスト> ホストを表示…」を開き、左上のホスト検索欄の右にある [+] をクリックしてホストを追加します。ホストの IP アドレスが 192.168.1.3 の場合は「192.168.1.3」を、ローカルドメイン名が myhost.local の場合は「myhost.local」を指定します。

3. main ファイルを開く

FileMaker Pro の「ファイル> ホスト」から登録したホストを選び、ホスト上にある PowerAddress の main ファイルを開きます。


FileMaker Go を使ってアクセス

FileMaker Goを使って、ホストにアップロードした PowerAddress の main ファイルを開きます。

1. FileMaker Go を起動

FileMaker Go をインストールしたデバイス(iPad または iPhone)で FileMaker Go を起動します。

2. ホストを登録

初回は、FileMaker Go の「ホスト」を開き、画面上にある [+] をクリックしてホストを追加します。ホストの IP アドレスが 192.168.1.3 の場合は「192.168.1.3」を、ローカルドメイン名が myhost.local の場合は「myhost.local」を指定します。

3. main ファイルを開く

FileMaker Go の「ホスト」から登録したホストを選び、ホスト上にある PowerAddress の main ファイルを開きます。


Web ブラウザを使ってアクセス

Web ブラウザを使って、ホストにアップロードした PowerAddress の main ファイルを開きます。

1. Web ブラウザを開く

FileMaker WebDirect の起動センター [+]

Web ブラウザを搭載したデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)で Web ブラウザを開きます。 対応するブラウザは以下のとおりです。このリストは、PowerAddress 5.1 の開発環境である FileMaker 18 がサポートしているブラウザです。

  • Windows/Mac の Safari 12.x 〜
  • Windows/Mac の Chrome 73 〜
  • Windows の Internet Explorer 11.x
  • Windows の Microsoft Edge 44
  • iOS 12.x 〜 のモバイル Safari
  • Android 7.x の Chrome 73 〜

2. Web ブラウザで FileMaker WebDirect の起動センターを開く

Web ブラウザのアドレス欄にホストの WebDirect の URL を入力して開きます。ホストの IP アドレスが 192.168.1.3 の場合は「https://192.168.1.3/fmi/webd」を、ローカルドメイン名が myhost.local の場合は「https://myhost.local/fmi/webd」を指定します。

2. main ファイルを開く

Web ブラウザでの表示例 [+]

ホストの WebDirect 上にある PowerAddress の main ファイルを開きます。

関連ページ

参考資料

アプリ版の住所録を Win と Mac で使うには?

サポート外の情報です。データの安全性の面からおすすめしません。

PowerAddress フォルダを Win/Mac 兼用に

Q. 質問

FileMaker 版の PA は Windows と Mac で使えますが、ランタイムアプリ版の PA は Windows 版と Mac 版に分かれています。住所録ファイルをコピーすれば、お互いの環境で使えるのは理解しています。データの交換無しで、Windows と Mac の両方の環境で使う方法はありますか?

A. 回答

PowerAddress フォルダ内の実行ファイルを起動すると、同一階層にある住所録ファイル(data ファイル)が参照されます。住所録ファイルは、Win/Mac で互換性があります。これらの特徴を利用すれば、一つのアプリ版の PA の住所録を Windows と Mac の環境で使うことができます。ただし、Win/Mac 間で同時に起動することはできません。また、この方法はサポート外とさせていただきます。

準備

  1. Win アプリ版の PA をダウンロードして展開
  2. Mac アプリ版の PA をダウンロードして展開
  3. Win 版の PowerAddress フォルダに Mac 版の PowerAddress.app(アプリの実行ファイル)をコピー

起動方法

Win で起動するときは PowerAddress.exe を、Mac で起動するときは PowerAddress.app を起動します。

FileMaker 版の PA なら

FileMaker 版であれば、上記のようなことをしなくても、一つの PA を Win/Mac で使うことができます。Win/Mac の実行ファイルが不要なため、最小限のファイルサイズでご利用いただけます。共有設定を行えば、Win/Mac のほか、iPad などの iOS デバイス間で一つの PA を同時に使用することができます。詳しくは以下のページをご覧ください。

パソコン上の PA を iPad や iPhone から操作するには?

PA を FileMaker 製品を使って共有設定、FileMaker Go でアクセス

Q. 質問

パソコンにインストールしている PowerAddress を、iPad や iPhone などの iOS デバイスから操作するには? 必要なものと手順を教えてください。

A. 回答

まず、パソコン上の PowerAddress(以下 PA)を FileMaker 製品を使って共有設定します。次に、iOS デバイスに FileMaker Go をインストールし、共有中のパソコンと PA を指定して開きます。接続には無線 LAN 環境が必要です。

必要なもの

PA は Win/Mac アプリ版 v4.9 以上か FileMaker 版 v4.9 以上が必要です。PA のライセンスは、使用したい数(共有したい数)のものをご購入ください。複数のクライアントで共有するには、プロ (LP5) 以上が必要です。

パソコン側の FileMaker 製品は、共有したい数により製品の種類が異なります。FileMaker Pro のネットワーク共有は、最大 5 人までのユーザー(FileMaker Pro または FileMaker Go)で同時共有することができます。より多くのクライアントや Web ブラウザで共有したい場合は、 FileMaker Server が必要です。インターネットを使った共有には FileMaker Server と FileMaker Cloud 環境が必要です。まずは FileMaker Pro での共有をお試しください。FileMaker の製品情報、ライセンスの詳細は、以下の FileMaker 社のサイトご覧ください。

iOS デバイスには FileMaker Go が必要です。FileMaker Go は App Store から無料でダウンロードできます。

共有手順

以下は、FileMaker Pro 17 Advanced で共有する方法です。

  1. PA の main ファイルを FileMaker Pro で開く
  2. FileMaker Pro の [ファイル> 共有設定> FileMaker クライアントと共有…] を開く
  3. FileMaker ネットワーク共有を ON にし、IP アドレスを確認
  4. iPad または iPhone で FileMaker Go を起動
  5. FileMaker Go の「ホスト」からホスト(IP アドレス)と main を指定し、パソコン上の PA を開く

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 5.0
  • PowerAddress 4.9

会社や自宅内の LAN で共有できますか?

住所録の共有について

Q. 質問

PA の住所録は会社や自宅内の LAN で共有できますか?

A. 回答

いくつかの方法で共有することができます。大切なデータをより安全に共有するには、FileMaker 製品を使った同時共有が必要です。

FileMaker 製品を使った共有

FileMaker 製品を使うとクライアントサーバ型の同時共有が可能です。FileMaker Server でホストした PA を、LAN 上の他の FileMaker クライアント(Win/Mac/iOS)から同時にアクセスすることができます。

v5.0 からは Web ブラウザを使った共有や FileMaker Cloud での共有も可能です。ぜひ、FileMaker 版の同時共有をお試しください。FileMaker のサイトには、FileMaker Pro や FileMaker Server の無料評価版があります。同時共有の詳細は以下のページをご覧ください。

PA のライセンスの一覧は以下のページをご覧ください。

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 5.0
  • PowerAddress 4.9

関連ページ

共有フォルダに設置するには?

サポート外の情報です。データの安全性の面からおすすめしません。

OS レベルのアクセス権が必要

Q. 質問

共有フォルダやプログラムフォルダ(アプリケーションフォルダ)に設置すると、「このファイルは変更禁止なので、この操作は実行できません」とか「〜をこのディスク上に作成できませんでした」などのメッセージが表示されます。回避方法はありますか?

A. 回答

共有フォルダやプログラムフォルダ(アプリケーションフォルダ)への設置はおすすめしません。設置およびその後の運用方法などについてはサポート外とさせていただきます。まずは自身のドキュメントフォルダ(書類フォルダ)内かデスクトップへの設置をお試しください。以下ご参考まで。

共有フォルダやプログラムフォルダ(アプリケーションフォルダ)など、OS レベルのアクセス権が必要な場所に設置する場合は、PowerAddress フォルダのアクセス権を変更する必要があります。この他、自分以外のユーザー(パソコンのアカウント)の PowerAddress を起動する際も適切な書き込み権限が必要です。アクセス権を変更するには、パソコンの管理者権限が必要です。アクセス権の操作や PowerAddress フォルダの取り扱いには十分注意してください。

参考)Windows での操作例

  1. PowerAddress フォルダを右クリックして [プロパティ] を開く
  2. セキュリティのタブをクリック
  3. 適切なグループまたはユーザーの「書き込み」を ON にする

例えば、Users グループに書き込み許可を与える場合は、「グループ名またはユーザー名」の下の [編集…] をクリックし、Users の書き込み許可のボックスにチェックを入れます。Users グループがない場合は、Users グループを追加するか、適切なユーザーを追加してアクセス権を与えるとよいでしょう。

通常、「C:¥Program Files」に展開/移動/コピーした場合は、Users グループが表示されます。「C:¥Users¥Public」の場合は、Users グループを追加するか、必要なユーザーの追加が必要です。

参考)Mac での操作例

  1. PowerAddress フォルダを右クリックして [情報を見る] を開く
  2. 共有とアクセス権を表示する
  3. 適切なグループまたはユーザーのアクセス権を「読み/書き」にし、内包している項目にも適用する。

例えば、Staff グループに書き込み許可を与える場合は、名前とアクセス権ボックスの右下にある鍵をクリックしてロックを解除し、Staff のアクセス権を「読み/書き」にした状態で、下の歯車アイコンの [内包している項目に適用…] を実行します。Staff グループがない場合は、適切なユーザーを追加してアクセス権を与えるとよいでしょう。

通常、「(Macintosh HD)/アプリケーション」や「(Macintosh HD)/ユーザ/共有」に移動した場合は、Staff グループが表示されます。コピーすると admin グループや wheel グループになりますので、必要なユーザーの追加が必要です。

注意事項

PowerAddress はフォルダ単位で動作します。お客様が入力した住所録データは、PowerAddress はフォルダ内の住所録ファイル(data ファイル)に保存されていることに注意してください。他のソフトと同じ感覚でアプリケーションフォルダ内の PowerAddress フォルダを上書きすると、住所録データがすべて消失します。

また、共有フォルダやプログラムフォルダに設置する場合は、住所録データのセキュリティにも注意する必要があります。

住所録の共有したい場合は、FileMaker を使った同時共有がおすすめです。共有フォルダなどに設置したりアクセス権を変更することなく、複数のクライアントで同時にアクセスすることができます。FileMaker を使えば、簡単で安全な共有が可能です。