FileMaker Cloud v2 でファイルを共有する方法

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クラリスの最新クラウド環境 Claris FileMaker Cloud v2(以下 FileMaker Cloud)でファイルを共有する方法をご紹介します。2020/07/25 現在、PowerAddress のファイルは FileMaker Cloud には未対応なので、PowerAddress のデータを配置した FileMaker テンプレートファイル PowerAddress FM 0.1.1(以下 PA テンプレートファイル)を例に説明します。

なお、このページは、最低限の設定で簡単にファイルを共有する方法を例示しています。実際のデータベースを運用する際は、必要に応じて Claris ID に 2 ステップ検証(2段階認証)を設定したり、データベースのパスワードやアクセス権に注意を払うなどしてご利用ください。

準備

FileMaker Cloud と FileMaker Pro が使える環境を用意します。Cloud の試用およびサブスクリプションの購入手順は以下のページをご覧ください。

まず、Claris Customer Console にアクセスし、共有可能なユーザやグループを設定しておきます。複数のユーザで共有する場合はグループが便利です。Claris Customer Console にアクセスするには、ブラウザで my.claris.com にアクセスし、Claris ID でサインインします。

次に、クライアントのパソコンに FileMaker Pro をインストールし、クライアント側も Claris ID でサインインしておきます。FileMaker Pro を起動し、ファイルメニューから「Claris ID にサインイン」を開き、Claris ID でサインインします。ちなみに、このメニュー項目はサインインしていないときに表示されます。サインイン後は「マイ App >」になります。

ホストするには

FileMaker Cloud の準備ができたら、PA テンプレートファイルをダウンロードし、共有するための設定を施します。設定を終えたら、FileMaker Cloud にファイルをアップロードして共有します。

1. 共有する FileMaker ファイルを用意

ここでは PA テンプレートファイルを使用します。このファイルはフリー(無料)です。以下のページから自由にダウンロードすることができます。圧縮ファイル名は pa_fm_011.zip、展開後のファイル名は ファイル名 poweraddress_fm.fmp12 です。

2. パスワードを設定

FileMaker Cloud にファイルをアップロードするには、そのファイルがパスワードで保護されている必要があります。PA テンプレートファイルは、FileMaker Pro でファイルを新規作成したときの状態(アカウント Admin、パスワードなし)のままです。新たなアカウントを作成してパスワードを設定するか、Admin アカウントにパスワードを設定します。

ここでは、Admin アカウントにパスワードを設定します。FileMaker Pro で PA テンプレートファイルを開き、「ファイル> パスワード変更…」で任意のパスワードを設定します。

旧パスワード:(未設定などの空欄のまま)
新パスワード:(任意のパスワードを入力)
新パスワード確認:(確認のため、任意のパスワードを再入力)

3. ファイルオプションを設定

次に、FileMaker Pro のファイルメニューから「ファイルオプション…」を開き、「次のアカウントを使用してログイン」を OFF にします。この設定が ON だと、アップロード時に「必要なパスワード保護が行なわれていないため、ファイルをアップロードできません」とエラー表示されアップロードできません。このエラーは、ファイルにパスワードが設定されていないときも表示されます。

次のアカウントを使用してログイン: OFF

その他、「保存されている資格情報による認証を許可」を ON にしておくと、ファイルを開く際のサインイン情報を保存して自動で認証することができます。OFF でもアップロードできますが、その場合、Cloud のファイルを開くたびに Claris ID のサインインが必要です。

保存されている資格情報による認証を許可:ON

4. セキュリティの管理

FileMaker Pro のファイルメニューから「管理> セキュリティ…」を開きます。認証方法を「Claris ID」にして、[+新規] をクリックし、Claris Customer Console のユーザまたはグループ、アクセス権を設定します。アクセス権は、新たに作成するか既存のアクセス権を指定します。この例では [完全アクセス] を指定します。

グループまたはユーザ名:(Claris Customer Console のユーザまたはグループ)
アクティブ:ON
アクセス権セット:[完全アクセス]

続いて、「管理> セキュリティ…」のダイアログ下にある [詳細設定…] をクリックし、拡張アクセス権タブを開きます。WebDirect(ブラウザでの共有)を有効にする場合は、fmwebdirect(FileMaker WebDirect)の行をクリックし、使用するアクセス権セットを ON にします。上記の例では、アクセス権セットに [完全アクセス] を指定しているので、[完全アクセス] を ON にします。同様に、fmapp(FileMaker ネットワーク)のアクセス権セットも [完全アクセス] を ON にします。※注

※注)拡張アクセス権について
デフォルトでは、他に拡張アクセス権を設定していない場合は、アップロード時に fmapp 拡張アクセス権が自動的に有効になります。拡張アクセス権を設定しなくても、FileMaker クライアントでの共有だけは有効になりますが、上記の例のように使用するアクセス権を明示的に設定しておくことをおすすめします。

5. アップロード

FileMaker Pro のファイルメニューから「共有設定> ホストにアップロード…」を開き、FileMaker Cloud のホストを選択します。ファイルを参照するか、ダイアログ内にファイルをドラッグしてアップロードします。ダイアログ下の「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしておくと次の手順を省略できます。

6. ホストのファイルを開いた状態にする

アップロード時に「アップロード後に (サーバー上の) ファイルを自動的に開く」を ON にしていた場合は、この操作は不要です。OFF にしていた場合は、FileMaker Server Admin Console にアクセスして「データベース」タブを開き、PA テンプレートファイル(poweraddress_fm)を選択して「開く」を実行します。

クライアントからアクセスするには

ホストにアップロードした PA テンプレートファイルを、ネットワーク上の複数のデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)から同時にアクセスすることができます。対応するクライアントは、FileMaker Pro、FileMaker Go、Web ブラウザです。操作は簡単です。アクセス可能な Claris ID でサインインし、Cloud の PA テンプレートファイルを開くだけです。


FileMaker Pro を使ってアクセス

FileMaker Pro をインストールしたデバイス(Windows PC または Mac)で FileMaker Pro を起動してアクセスします。

  1. FileMaker Pro を起動
  2. Cloud にサインインしていない場合は「ファイル> Claris ID にサインイン」でサインイン
  3. 「ファイル> マイ App」から poweraddress_fm を開く

FileMaker Go を使ってアクセス

FileMaker Go をインストールしたデバイス(iPad または iPhone)で FileMaker Go を起動してアクセスします。

  1. FileMaker Go を起動
  2. Cloud にサインインしていない場合はサインイン
  3. 「マイ App」の Cloud をタップし、poweraddress_fm を開く

Web ブラウザを使ってアクセス

Web ブラウザを搭載したデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)で Web ブラウザを起動し、Claris Customer Console にアクセスします。

  1. my.claris.com にアクセスし、Claris ID でサインイン
  2. 「マイ App」の poweraddress_fm をクリックし、「FileMaker WebDirect で開く」を選択

ダウンロード (FileMaker テンプレート)

PowerAddress FM 0.1.1 レイアウト
PA FM 0.1.1 レイアウト

PowerAddress のデータ構成と互換性がある FileMaker(ファイルメーカー)テンプレートファイルです。スクリプトやフィールドの計算処理などは含まれていません。PowerAddress のデータを配置したレイアウトのサンプルのようなものです。FileMaker で自由に編集してご利用ください。このファイルはフリー(無料)です。

PowerAddress FileMaker テンプレート

PowerAddress 5.x のすべてのフィールドを配置した FileMaker(ファイルメーカー)テンプレートファイルです。自由に編集してご利用ください。PowerAddress のデータをインポートする際は、インポート時の配置順を「照合名順」、インポートオプションを ON にしてインポートしてください。

ファイル概要サイズ
PowerAddress FM 0.1.1zip 圧縮ファイル0.2 MB
FileMaker テンプレート

PowerAddress 5.x FileMaker 版のダウンロードは以下のページをご利用ください。

FileMaker 製品のダウンロード

FileMaker テンプレートを編集するには FileMaker Pro が必要です。FileMaker 製品の無料評価版、ダウンロード、ライセンスについては、Claris(旧 FileMaker)社のサイトをご覧ください。iOS 向けの FileMaker Go は無料でご利用いただけます。

Claris プラットフォームのよくある質問と回答、技術リソース、オンラインのチュートリアル、公式トレーニング教材、オンラインヘルプ、ガイドブックなどは以下のページをご覧ください。

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PowerAddress FileMaker テンプレート

ダウンロードして自由に編集, フリー (無料)

FileMaker テンプレート
FileMaker テンプレート

PowerAddress 5.x のすべてのフィールドを配置した FileMaker(ファイルメーカー)テンプレートファイルです。レイアウトのサンプルのようなものです。自由に編集してご利用ください。PowerAddress のデータをインポートする際は、インポート時の配置順を「照合名順」、インポートオプションを ON にしてインポートしてください。

ファイル概要サイズ
PowerAddress FM 0.1.1zip 圧縮ファイル0.2 MB

PowerAddress 5.x でエクスポートしたファイルをもとに作成した FileMaker 形式のファイルです。レイアウトは以下の3つのみです。PC 向けのサイズです。

  • レイアウト1:表形式のレイアウト(デフォルト)
  • レイアウト2:フォーム形式のレイアウト(デフォルト)
  • レイアウト3:PowerAddress のカード画面に少し似たレイアウト

フィールド定義は、主キー、タイムスタンプなどを追加しています。レイアウト3の白い背景のフィールドは、PowerAddress 上で入力および編集可能なフィールドを表しています。グレーの背景のフィールドは、PowerAddress 上で自動的に生成されるフィールドを表しています。このテンプレートではすべて編集可能です。計算式や値一覧、スクリプトなどは含んでいません。FileMaker で自由に編集してご利用ください。

FileMaker 製品のダウンロード

このファイルを複数の複数のデバイス(Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android)で共有するには、オンプレミスの FileMaker Server か FileMaker Cloud が必要です。FileMaker テンプレートを編集するには FileMaker Pro が必要です。FileMaker 製品の無料評価版、ダウンロード、ライセンスについては、Claris 社のサイトをご覧ください。iPad や iPhone 向けの FileMaker Go は無料でご利用いただけます。

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FileMaker 版の住所録テーブルを操作するサンプル

PowerAddress の住所録テーブルを、任意の FileMaker ファイルで使うサンプルファイルです。ヘルプに記載しているリレーションシップの使用例に沿ったものです。レイアウトやフィールドの配置は自由に編集することができます。リレーションシップを設定し、お客様独自のデータベースを作成してみましょう。

v4.8 からは、Win/Mac アプリ版もリレーション設定ができるようになりました。サンプルファイルは、Win/Mac アプリ版または FileMaker 版の PowerAddress フォルダに同梱しています。別途ダウンロードする必要はありません。

リレーションシップの利用には FileMaker Pro 12 が必要です。FileMaker のサイトには、FileMaker Pro や FileMaker Server の無料評価版があります。FileMaker Pro があれば、より高度な機能を使うことができます。新たな可能性をお試しください。

サンプルファイルの概要

PowerAddress フォルダ内の my_database というフォルダに、以下の3つのサンプルファイルを収録しています。詳しくは、my_database フォルダ内の「お読みください」をご覧ください。ご利用の前に PA をバックアップすることをおすすめします。

  • my_database1: 住所録テーブルをレイアウトに直接表示して操作する例
  • my_database2: ルックアップを設定して住所録テーブルの内容をコピーする例
  • my_database3: リレーションシップを設定して住所録テーブルを結合する例

対応するヘルプは以下のページをご覧ください。

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ClarisWorks/AppleWorks 版 v1.2.1 をリリース

PowerAddress CW 1.2.1、PowerAddress AW 1.2.1 をリリースしました。PowerAddress AW に Indigo、Ruby、Sage、Snow を追加しました。

PowerAddress CW は、ClarisWorks の住所録テンプレートです。PowerAddress AW は、AppleWorks の住所録テンプレートです。

お知らせ

v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。

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CW v1.2 に Indigo, Ruby, Sage, Snow を追加

PowerAddress CW 1.2(ClarisWorks テンプレート)に Indigo、Ruby、Sage、Snow を追加しました。

お知らせ

v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。

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ClarisWorks/AppleWorks 版 v1.2 をリリース

PowerAddress CW 1.2(ClarisWorks テンプレート)、PowerAddress AW 1.2(AppleWorks テンプレート)を公開しました。

お知らせ

v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。

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ClarisWorks 版 mini v1.0 Blue をリリース

PowerAddress mini 1.0 Blue(PA-mini1.0-Blue、ClarisWorks テンプレート)をリリースしました。

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v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。

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ClarisWorks/AppleWorks 版 v1.2 をリリース

PowerAddress CW 1.2、PowerAddress AW 1.2 をリリース(1.0 ユーザー向け)しました。

PowerAddress CW は、ClarisWorks の住所録テンプレートです。PowerAddress AW は、AppleWorks の住所録テンプレートです。

お知らせ

v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。

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ClarisWorks/AppleWorks 版 v1.1 をリリース

PowerAddress CW 1.1(ClarisWorks テンプレート)、PowerAddress AW 1.1(AppleWorks テンプレート)をリリースしました。

PowerAddress CW は、ClarisWorks の住所録テンプレートです。PowerAddress AW は、AppleWorks の住所録テンプレートです。

お知らせ

v1.x はサポートを終了しました。たくさんのダウンロード、誠にありがとうございます。