vCard ファイルのインポート方法
この FAQ は 2010/11/25 に編集したものです
Q. 質問
Google の Gmail 連絡先でエクスポートした vCard ファイルはインポートできますか?
A. 回答
はい、インポート可能です。PowerAddress(以下 PA)のバージョンによりインポート方法が異なります。
v4.8 〜
インポート手順は以下のとおりです。データベースのインポート仕様が変わったため、エラー(エラーコード 700)を回避してインポートする必要があります。詳しくは以下のページをご覧ください。
v4.5 〜 v4.7
インポート手順は以下のとおりです。
- PowerAddress のインポート画面を開き、vCard の [インポート…] をクリック
- 文字セット選択のダイアログで [UTF-8] をクリック
- ファイルを開く際のファイルタイプを「すべて」にし、vCard ファイルをインポート
v3.6.3 〜 v4.0 の場合
vCard ファイルを Shift_JIS に変換してからインポートしてください。Gmail 連絡先の vCard は UTF-8 でエンコードされています。PA 3.6.3 〜 4.0 は、UTF-8 の vCard には対応していません。
vCard ファイルを Shift_JIS に変換するには、Windows に付属しているメモ帳か、別途インストールしたテキストエディタをご利用ください。変換操作は簡単です。vCard ファイルを開き、Shift_JIS で別名保存するだけです。以下は、Windows のメモ帳を使った例です。
- vCard ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「メモ帳」を選択
- メモ帳のファイルメニューから「名前を付けて保存…」を実行
- 保存場所とファイル名を指定し、文字コードを「UTF-8」から「ANSI」に変更して保存
- PowerAddress のインポート画面を開き、vCard の [インポート…] をクリック
- ファイルを開く際のファイルタイプを「すべて」にし、vCard ファイルをインポート
インポート結果の確認と微調整
インポートが完了したら、リスト画面やカード画面でデータを確認し、フィールドの内容を編集します。特に住所については、以下の理由により編集が必要でしょう。郵便番号データベースを使って、PA 用に編集することをおすすめします。
Gmail 連絡先で編集した住所について
ご存知のとおり、Gmail 連絡先の住所欄は1つしか表示されません。Gmail 上で新規作成した連絡先の住所は、1つのフィールドで管理され、vCard ファイルの ADD プロパティの第2フィールド(PA の番地に相当)を使ってエクスポートされます。PA なら連結した住所はもちろん、分割した住所の管理も可能です。PA の住所データは、ほとんどすべての形式の住所に対応できると言ってもいいでしょう。住所の管理は PA がおすすめです。
その他の移行方法
Gmail 連絡先のエクスポートは、vCard のほかに CSV 形式にも対応しています。より多くの項目を PA の好きな項目に割り当ててインポートしたい場合は、Google CSV 形式での移行をおすすめいたします。以下ご参考まで。
この質問と回答に該当する製品
この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。
- PowerAddress 4.x