エラーコード 700 を回避してインポート

Q. 質問

PA v4.8 〜 で vCard ファイルをインポートするとエラーが発生します。正しくインポートする方法はありますか?

A. 回答

FileMaker Pro 12 からテキストファイルのインポート仕様が変更されたため、テキストファイルである vCard をインポートしようとすると以下のようなエラーが発生します。

vCard ファイルのインポート時にエラーが発生しました。
処理を中止します。
エラーコード:700

[OK]

または

選択されているファイルタイプを変換することはできません。

[OK]

対処方法は以下の A、B、C の3種類あります。Windows アドレス帳の vCard ファイルの場合は、対処方法 A をお試しください。Mac 連絡先の vCard ファイルの場合は、対処方法 B をお試しください。対処方法 A、B がうまくいかない場合や、テキストエディタを使って vCard のエンコーディングを変更できる方は、対処方法 C をお試しください。

なお、写真のインポートはサポートしておりません。写真付きの vCard を PA にインポートすると一部のフィールドが正しくインポートされない場合があります。Mac 連絡先などで vCard を書き出す際は、環境設定内の「写真を vCard に書き出す」を OFF にして書き出してください。

対処方法 A(Shift_JIS の vCard の拡張子を変える方法、Win 向け)

Windows アドレス帳で書き出した vCard ファイルなど、日本語を含む Shift_JIS の vCard ファイルの場合は、以下の手順でインポート可能です。

  1. vCard ファイルの拡張子を .txt に変更(拡張子の変更方法はこちら
  2. PA のインポート画面の vCard の [インポート…] をクリック、文字セットは [Shift-JIS]
  3. ファイルの種類を「タブ区切りテキスト」にし、vCard ファイルを選択
  4. フィールドの配置順を「照合名順」にしてインポート

対処方法 B(UTF-8 の vCard の拡張子を変える方法、Mac、iCloud 向け)

Mac 連絡先や iCloud で書き出した vCard ファイルなど、日本語を含む UTF-8 の vCard ファイルの場合は、以下の手順でインポート可能です。Mac 連絡先で vCard を書き出す場合は、連絡先の「環境設定> vCard」の「写真を vCard に書き出す」を OFF にしてください。

  1. vCard ファイルの拡張子を .txt に変更(拡張子の変更方法はこちら
  2. PA のインポート画面の vCard の [インポート…] をクリック、文字セットは [UTF-8]
  3. ファイルタイプを「タブ区切りテキスト」にし、vCard ファイルを選択
  4. フィールドの配置順を「照合名順」にしてインポート

対処方法 C(vCard のエンコーディングを変える方法)

エンコーディングが UTF-16 の場合やファイル内容が英数字だけの場合は、エラーにならないようです。日本語を含む Shift_JIS や UTF-8 の vCard ファイルの場合は、インポートの前に UTF-16 に変換しておくとよいでしょう。インポート手順は以下のとおりです。

  1. テキストエディタなどで vCard ファイルのエンコーディングを UTF-16 に変換 ※注1
  2. PA のインポート画面の vCard の [インポート…] をクリック、文字セットは [UTF-8] か [Shift-JIS] ※注2
  3. ファイルタイプを「タブ区切りテキスト」にし、vCard ファイルを選択
  4. フィールドの配置順を「照合名順」にしてインポート

※注1)例えば、テキストエディタのエンコーディングメニューから Unicode (UTF-16) を選んで保存します。BOM 無しの UTF-16LE、UTF-16BE はエラーになります。
※注2)[UTF-8] を選んで「Shift_JIS かも?」というメッセージが表示された場合は、[継続] をクリックしてください。

参考)vCard の [インポート…] ボタンとは

vCard の [インポート...] ボタン
vCard の [インポート…] ボタン

vCard の [インポート…] ボタンとは、インポート画面の拡張タイプ欄の「vCard」ラベルの横にある [インポート…] ボタンのことです。

拡張タイプのファイルは、フィールドの照合(位置合わせ)が簡単に行えます。インポート時の「フィールドデータのインポート順」ダイアログで、フィールドの配置順を「照合名順」にすると、vCard と PowerAddress のフィールドが自動で照合されます。

参考)v4.5 〜 v4.7 の場合

インポート手順は以下のとおりです。

  1. Mac アドレスブックの「環境設定> vCard」を開き、vCard のフォーマットを 3.0 にします。
  2. Mac アドレスブックで vCard を書き出します。すべての連絡先を書き出したい場合は、Mac アドレスブックの表示を「カードとカラム」にし、グループの列にある「すべての連絡先」をデスクトップなどにドラッグします。
  3. PowerAddress のインポート画面を開き、vCard の [インポート…] をクリックします。ダイアログの文字セットは [UTF-8] を選択します。
  4. ファイルを開く際のファイルタイプを「すべて」にし、vCard ファイルを選択、インポートします。

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 5.0
  • PowerAddress 4.9
  • PowerAddress 4.8.x

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