アドレス帳をエクセルや CSV で書き出すには
Outlook 2010 の連絡先(アドレス帳)をエクセルや CSV でエクスポートする方法です。連絡先データを移行する際に参考にしてください。CSV ファイルのフィールド名を PowerAddress(以下 PA)用に編集しておけば、PA にインポートする際のフィールドの照合が一瞬で行えます。
エクスポート可能なファイル形式
Outlook 2010 の連絡先は、以下の形式のファイルをエクスポートすることができます。この中で PA がインポートできる形式は、Microsoft Excel 97-2003 とテキストファイルです。PA の対応ファイルについてはこちらをご覧ください。
- Microsoft Access 97-2003
- Microsoft Excel 97-2003
- Outlook データ ファイル (.pst)
- テキスト ファイル (DOS、カンマ区切り)
- テキスト ファイル (DOS、タブ区切り)
- テキスト ファイル (Windows、カンマ区切り)
- テキスト ファイル (Windows、タブ区切り)
ちなみに、PA のサイトやソフト内では、カンマ区切りのテキストファイルのことを「CSV」や「コンマ区切りテキスト」と、タブ区切りのテキストファイルのことを「TSV」や「タブ区切りテキスト」などと呼んでいます。
エクスポート手順
エクスポート手順は以下の 1 〜 7 です。画像をクリックすると拡大します。拡大画像をクリックして画像を切り替えることもできます。
手順1. 「ファイル」タブをクリックし、「開く」をクリックします。この画面内にある「インポート」をクリックすると「インポート/エクスポート ウィザード」が開きます。
手順2. 実行する処理から「ファイルにエクスポート」を選び、[次へ(N) >] をクリックします。
手順3. エクスポートするファイルの種類から「Microsoft Excel 97-2003」か「テキスト ファイル」を選び、[次へ(N) >] をクリックします。
手順4. エクスポートするフォルダーが「連絡先」になっていることを確認し、[次へ(N) >] をクリックします。
手順5. [参照(R) …] ボタンをクリックし、エクスポート先のファイル名を指定し、[次へ(N) >] をクリックします。
手順6. 「”連絡先” を次の次のフォルダーからエクスポートします: 連絡先」のチェックが ON になっていることを確認します。
この画面の [フィールドの一致(M) …] をクリックすると、エクスポートするフィールドの種類や順番を指定することができます。フィールド名を変更する場合は、右側のリストにあるフィールド名をクリックして編集します。PA 用に編集したい場合は、こちらのフィールド名の一覧を参考に編集してください。ここで編集せず、エクスポート後の CSV ファイルを直接編集しても構いません。はじめての方は「CSV やエクセルの住所録をインポートするには?」もご覧ください。
手順7. 準備ができたら [完了] ボタンをクリックします。
エクスポートした連絡先を PA へ、自由にお試しください
FileMaker で起動または共有する場合は FileMaker 版を、単体で起動する場合やはじめての方はアプリ版をお試しください。好きな場所に展開(コピー)するだけ。詳しい手順はこちら、バージョンの違いはこちら。エクセルのテンプレートや他ソフトで作成した CSV からの移行方法はこちら。
ファイル | 概要 | サイズ |
PowerAddress 5.0 (.zip) | FileMaker 版(zip 圧縮) | 15 MB |
PowerAddress 5.0 (.dmg) | FileMaker 版(Mac dmg 圧縮) | 18 MB |
PowerAddress Win 5.0 | Windows アプリ版 64bit(zip 圧縮) | 76 MB |
PowerAddress Mac 5.0 | Mac アプリ版(Mac dmg 圧縮) | 91 MB |
他ソフト、クラウド、スマホ… PA を住所録のハブに
住所録ファイルは Win/Mac/iOS 互換。対応ファイルは、コンマ区切り(CSV)、タブ区切り、エクセル、HTML、FileMaker Pro、vCard(.vcf)、Windows アドレス帳、Yahoo! アドレスブック、Google Gmail 連絡先など多彩です。Mac 環境の場合は、ボタン一つで OS 付属の連絡先(アドレスブック)を更新可能です。
他ソフトやクラウド、スマートフォンへの移行など、PA をあらゆる住所録の情報源、住所録のハブ、住所録のバックアップなどにご活用ください。