エクスポートの手順

対象レコードを指定したファイル形式でエクスポート(書き出し)します。エクスポート後にファイルを自動的に開いたり、新規メールの添付ファイルにすることもできます。標準タイプと拡張タイプではエクスポートの手順が若干異なります。拡張タイプのファイルをエクスポートする際は、ファイルタイプの指定は不要です。

エクスポート操作の概要

  1. エクスポートしたいレコードを準備(すべて表示するか検索機能で抽出)
  2. エクスポート画面を開く
  3. ファイルタイプに応じた [エクスポート…] をクリック
  4. 「ファイルの種類(表示)」を指定してファイル名を指定
  5. 「フィールドデータのエクスポート順」ダイアログでエクスポート順などを指定
  6. [エクスポート] をクリック

ファイル名指定の際の保存後のオプション

保存後の処理として、次のオプションから1つまたは両方を選択することができます。

ファイルを自動的に開く

保存後にファイルを開きます。

ファイルを添付した電子メールの作成

保存されたファイルを添付した電子メールを作成します。

エクスポートするフィールドの指定方法

「フィールドデータのエクスポート順」ダイアログの左側のボックスがエクスポート可能なフィールドの一覧です。ここからエクスポートするフィールドを選びます。右側のボックスは実際にエクスポートするフィールドの一覧です。

エクスポートするフィールドを選ぶには

あらかじめすべてのフィールドが右側のボックスに配置されています。不要なフィールドがあれば、フィールドをクリックして、ボックス間の [消去] をクリックしてください。すべての消去して選択し直す場合は、[すべて消去] をクリックします。これらの消去操作はエクスポートの一覧から取り除くだけで、実際のフィールドが消去されるわけではありません。

フィールドの指定は何度でもやり直しすることができます。エクスポートするフィールドを選ぶ(左側のボックスのフィールドを右側のボックスに表示)には、左側のボックスのフィールドを選択し、ボックス間の [>>移動>>] をクリックします。

左側のボックスのフィールド順を変更するには、左側のボックスの上にあるメニューを使います。初期状態の「現在のレイアウト (user_昇順)」は、ユーザーに関係するフィールドのみが表示されます。表示順はフィールド名の昇順です。「現在のテーブル (user)」を選択すると、管理用を含むすべてのフィールドが表示されます。表示順はカード画面の配置に近いものになっています。エクスポートする際は、「カテゴリ」~「整理番号」までのフィールドをご利用ください。

エクスポートするフィールドの順序を変更するには

実際にエクスポートするフィールドは右側のボックス内に配置されます。フィールドの順序を変更する場合は、配置したフィールド名の左にある上下矢印部分を任意の位置までドラッグ(クリックしたまま移動して離す)します。

エクスポートオプションについて

エクスポートの際は「出力ファイルの文字セット」を必ず確認してください。日本語の場合は以下のいずれかを指定します。ファイル形式によっては、選択項目が異なったり、選択が不要な場合があります。エクスポートするファイル形式を変えると、それまで使っていた文字セットがデフォルト値に戻ります。

  • Unicode (UTF-16)
  • Unicode (UTF-8)
  • 日本語 (Shift-JIS)

「エクスポートされたデータに現在のレイアウトのデータ書式を適用する」を選択すると、数字、日付、および時刻のデータを現在のレイアウトで指定されている書式でエクスポートすることができます。

関連機能

エクスポート画面の [住所録をバックアップ…] ボタンを使って、すべてのレコードを簡単にエクスポートすることもできます。ファイル形式は、Merge 形式(フィールド名付きCSV)か FileMaker Pro 形式です。

エクスポート画面にある [Mac 連絡先を更新…] ボタンをクリックすると、対象レコードの vCard が自動的にエクスポートされ、Mac 連絡先アプリに取り込まれます。ボタン一つで実行できるので、vCard ファイルを手動でやりとりする手間が省けます。この機能は Mac 環境のときに有効となります。