顧客の購入履歴や最終来店日などを管理するには?

購入履歴や最終来店日の記録方法、検索方法

Q. 質問

カード画面のメモや備考欄を使って顧客の購入履歴などを管理しようと思っています。記録方法、最終来店日でのソート方法、顧客の検索方法などを教えてください。

A. 回答

備考欄は、他のテキストフィールドと違い、改行やタブも使えます。文字数が多い場合は、備考欄の右横にあるスクロールバーが有効になります。備考欄の入力や編集は「カード> Memo」画面が便利です。

購入履歴の記録例

以下は顧客の購入履歴の一例です。使いやすいように自由に記録してください。

日付, 分類, 内容
2018/04/03, 問い合わせ, ○○について問い合わせあり
2018/03/20, 来店, ○○を購入
2018/02/12, 来店, ○○を購入
2018/01/01, 来店, ○○を注文
2017/12/24, 来店, ○○を購入

各項目をコンマを挿入して記録しておくと、備考欄をエクスポート(フィールド内容のエクスポート※注)した際に csv 形式のファイルになります。タブで区切っておけばタブ区切り形式のファイルになります。エクセルなどの表計算ソフトで再利用する場合に便利です。

※注)フィールド内容のエクスポートは、テキスト形式(.txt)でのエクスポートとなります。エクセルで開く際は、テキストファイルウィザードで区切り文字の指定(この例の場合はカンマ、スペース、連続した区切り文字は1文字として扱う)を行います。

最終来店日でのソート、検索例

最終来店日でソートしたり検索したい場合は、最終来店日だけをメモ1~4の何れかに記録しておくとよいでしょう。ただし、メモ1~4はテキストフィールドなので、日付を管理する場合は入力形式を 2018/01/01 などと決めておきます。西暦は4桁の数字、月は2桁の数字(1〜9は01〜09に)、同様に日付も2桁の数字に揃えておきます。以降は、メモ1を最終来店日とした場合の例です。

ソート例

ソートする場合は、リストのメモ画面を開いて、メモ1の項目名をクリックします。初回のクリックで昇順、次のクリックで降順となります。

検索例

検索する場合は、カード検索画面のメモ1の欄に日付や期間を入力して検索します。例えば、2018/03/20 の顧客だけを抽出したい場合は、カード検索画面のメモ1を以下のようにして検索します。

2018/03/20

2018/03/20 より古い日付の顧客を抽出したい場合は、以下のようにして検索します。

<2018/03/20

その日を含める場合は、以下のようにして検索します。

<=2018/03/20

2017年の顧客を抽出したい場合は、以下のようにして検索します。

2017/*

2018年4月の顧客を抽出したい場合は、以下のようにして検索します。

2018/04/*

2018/03/01〜04/30 の顧客を抽出したい場合は、以下のように日付を .. で連結して検索します。

2018/03/01..2018/04/30

以上です。カード検索の詳細は以下のページをご覧ください。

この質問と回答に該当する製品

この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。

  • PowerAddress 5.0
  • PowerAddress 4.9