住所録を HTML で書き出して Web ブラウザで閲覧したい
Q. 質問
任意のフィールドを HTML 表形式でエクスポートし、Web ブラウザで閲覧、共有、印刷したい。必要なフィールドは、名前、自宅住所、電話番号だけです。詳しい手順を教えてください。
A. 回答
住所録を HTML 表形式か XML でエクスポートします。ここでは HTML 表形式を使った例を説明します。下図は、3件のサンプルレコードを HTML 表形式でエクスポートした際の表示例です。
操作手順は以下のとおりです。
- エクスポートしたいレコードを検索機能などを使って抽出します。すべてのレコードをエクスポートしたい場合は、レイアウト上にある [全て表示] ボタンをクリックします。
- エクスポート画面を表示し、標準タイプの [エクスポート…] ボタンをクリックします。
- 「ファイルへのレコードのエクスポート」ダイアログが表示されます。ファイルタイプを「HTML 表形式」にし、ファイル名を指定します。
- 「フィールドデータのエクスポート順」ダイアログが表示されます。左側のボックスがエクスポート可能なフィールドの一覧です。左側のボックスの上部にあるメニューを「現在のテーブル(user)」にすると、フィールド順がカード画面の配置順に近くなります。慣れないうちは、この順序の方が目的のフィールドを見付けやすいでしょう。
- エクスポートするフィールドを選択し、左右のボックス間にある [移動] ボタンをクリックします。今回は、名前、自宅住所、電話番号だけが必要ということなので、以下のフィールドを選びます。
– 表示名
– 自宅_郵便番号から建物名等
– 自宅_TEL
表示名ではなく、姓と名のフィールドを選んでもかまいません。住所についても、郵便番号や都道府県などの分割した住所でもかまいません。フィールドの順序を変更する場合は、配置したフィールド名の左にある上下矢印部分を任意の位置までドラッグ(クリックしたまま移動して離す)します。 - 出力ファイルの文字セットを指定します。エクスポートするデータが日本語の場合は、「Unicode (UTF-8)」か「日本語 (Shift-JIS)」を指定します。
- [エクスポート] ボタンをクリックします。
- あとはエクスポートした HTML ファイルを Web ブラウザで開くだけです。共有したい場合は、このファイルを他のパソコンからアクセスできる場所(共有フォルダや共有ディスクなど)に移動し、それぞれのパソコンのブラウザで開きます。印刷したい場合は、ブラウザの印刷機能を使って印刷します。横幅が広い場合はA4横にして縮小印刷するとよいでしょう。
エクスポートした HTML ファイルは、ホームページ作成ソフトやテキストエディタで自由に編集することができます。必要であればお好みのテーブルに編集してご利用ください。また、XML と XSLT を使えば、より複雑な HTML テーブルを作成することもできます。また、任意の一覧表をシステム手帳用に縮小印刷するのも便利な使い方です。
この質問と回答に該当する製品
この質問と回答に該当する製品とバージョンは以下のとおりです。
- PowerAddress 5.0
- PowerAddress 4.9