USB メモリ上の PowerAddress を使う

住所録名簿を PC にインストールせず持ち歩く、バックアップにも便利

PowerAddress フォルダを USB メモリにコピーまたは移動し、その PowerAddress を直接起動する方法です。USB メモリを他のパソコンに接続してそのまま利用できます。アプリ版の場合は、PowerAddress フォルダ内に実行ファイルがあるので、個々のパソコン内に PowerAddress がなくても動作します。FileMaker 版の場合は、個々のパソコンに FileMaker Pro が必要です。

この使い方は、住所録や顧客名簿を持ち歩きたい場合や、PowerAddress をパソコン内にインストールしたくない場合に便利です。起動可能な状態のバックアップとしてもご利用いただけます。

いくつかの USB メモリで動作することを確認しておりますが、すべての機器での動作を保証するものではありません。サポートできない場合がありますので、ご利用の前にバックアップをとることをおすすめいたします。また、USB メモリの紛失にはくれぐれもご注意ください。

PowerAddress の「設定> ライセンス」画面には「起動ノード数」という項目があります。これは異なるノード(パソコン)での起動をカウントするものです。この値を参考に、ライセンスの使用許諾数内でご利用ください。ライセンス登録前の試用も可能です。

USB メモリへの移行と起動方法

ご利用の前にバックアップをとることをおすすめいたします。移行方法は簡単です。現在ご利用中の PowerAddress フォルダを丸ごと USB メモリにコピーまたは移動するだけです。起動するには、USB メモリ内の PowerAddress フォルダにある PowerAddress アイコン(FileMaker 版の場合は main)をダブルクリックします。FileMaker 版の場合は、個々のパソコンに FileMaker Pro が必要です。PowerAddress フォルダについては以下のページをご覧ください。

必要な PA のライセンス

この方法で起動するには、使用許諾数に応じたライセンスが必要です。ライセンスの一覧は以下のページをご覧ください。

v4.7 以前のシングルライセンス(1ライセンス)や使用許諾数を超えたパソコンで起動した場合は、使用許諾数オーバーと判断されライセンスが削除される場合があります。その際は、ご購入時のライセンスキーを再入力する必要がありますのでご注意ください。再登録後は、使用許諾数内でご利用いただくか、使用許諾数が多い上位グレードのライセンスをご検討ください。使用許諾数内であればライセンスの再入力は不要です。

参考資料

Win/Mac 間でやり取りしたい場合は、USB メモリのフォーマットを FAT か exFAT にするとよいでしょう。Win でも Mac でもフォーマットできます。