スクリプトメニューから「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記…」を選択すると、専用の操作画面が表示されます。画面内のポップアップメニューを操作し、フィールド内容の複製、移動、入れ替え、追記が行えます。それぞれの処理は、処理対象のレコード(対象レコードか現在のレコードか)を指定することができます。
フィールド内容を複製するには
複製元のフィールドの内容を、複製先のフィールドへ複製します。実行後、複製元と複製先のフィールドは同じ値になります。複製手順は以下のとおりです。
- 必要に応じて対象レコードを編成します。すべてのレコードを処理対象にする場合は、対象レコードをすべて表示します。
- スクリプトメニューから「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記…」を選択します。検索レイアウトや設定レイアウトでは実行できません。
- データの複製元フィールドと複製先フィールドを指定し、[複製する…] ボタンをクリックします。
フィールド内容を移動するには
移動元のフィールドの内容を、移動先のフィールドへ移動します。実行後、移動元のフィールドは消去され、移動先のフィールドにデータが移ります。移動手順は以下のとおりです。
- 必要に応じて対象レコードを編成します。すべてのレコードを処理対象にする場合は、対象レコードをすべて表示します。
- スクリプトメニューから「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記…」を選択します。検索レイアウトや設定レイアウトでは実行できません。
- データの移動元フィールドと移動先フィールドを指定し、[移動する…] ボタンをクリックします。
フィールド内容を入れ替えるには
指定した2つのフィールドの内容を入れ替えます。入れ替え手順は以下のとおりです。
- 必要に応じて対象レコードを編成します。すべてのレコードを処理対象にする場合は、対象レコードをすべて表示します。
- スクリプトメニューから「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記…」を選択します。検索レイアウトや設定レイアウトでは実行できません。
- 入れ替えたいフィールドを指定し、[入れ替える…] ボタンをクリックします。
フィールド内容を追記するには
追記元のフィールド内のデータまたは任意のテキストを、追記先のフィールド内のデータに追記します。この設定は v4.7 からご利用いただけます。
追記位置は、追記先のフィールド内のデータの前か後を指定することができます。追記元と追記先のデータ間には、以下のいずれかの区切り文字または任意のテキストを加えることができます。カッコ内は区切り文字の説明です。
- 半角スペース
- 全角スペース
- 。(句点)
- 、(読点)
- ,(コンマ)
- , (コンマ+半角スペース)
- タブ(水平タブ)
- 改行(垂直タブ)
- その他…
何も加えない場合は空白にします。任意のテキストを加えるには、メニューから [その他…] を選択し、任意のテキストを入力します。
追記手順は以下のとおりです。
- 必要に応じて対象レコードを編成します。すべてのレコードを処理対象にする場合は、対象レコードをすべて表示します。
- スクリプトメニューから「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記…」を選択します。検索レイアウトや設定レイアウトでは実行できません。
- データの追記元フィールドまたは任意のテキスト、追記先フィールド、追記位置、区切り文字(オプション)を指定し、[追記する…] ボタンをクリックします。
複製、移動、入れ替え、追記のオプションを設定するには
現在設定可能なオプションは、処理中のレコード数を表示するオプションのみです。オプションを設定するには、「設定> 一般」画面の「フィールド内容の複製, 移動, 入替, 追記設定」をご利用ください。