メール配信用のレイアウト
電子メールを作成し、メールソフト経由での送信を行うレイアウトです。複数の宛先を指定できるのはもちろん、メールの件名や本文に任意のフィールドを差し込み、レコード毎にカスタマイズした電子メールの作成が可能です。FileMaker 版は、[ファイル] メニューの [メール…] で、より複雑な機能を使うことができます。
件数と対象
以下のいずれかを指定します。
To、Cc、Bcc
宛先を指定します。メニューから選ぶかフィールド内に直接入力します。よく使うメールアドレスをメニューに加えたり、一時的なメールアドレスをフィールド内に直接入力してください。デフォルトのメニューは以下のとおりです。
トピック
メールのトピック(件名、題名、タイトル)を指定します。メニューから選ぶかフィールド内に直接入力します。トピックは、FileMaker Pro の計算式を使って指定します。任意のテキストのほかに、PowerAddress のフィールドを使用することができます。フィールド名は、「入力および編集可能なフィールド一覧」と「自動的に生成されるフィールド一覧」をご覧ください。
計算式を指定する際は、テキストや空白は半角の ” ” で囲みます。フィールドとテキストを結合するには半角の & を使います。メッセージ内の改行は ¶ を使用します。デフォルトのメニューは以下のとおりです。
メッセージ
メールのメッセージ(本文)を指定します。トピックと同様、FileMaker Pro の計算式を使って指定します。メッセージ欄の下の [メッセージのサンプルを表示…] をクリックすると、以下のサンプルメッセージが表示されます。サンプルは自由に編集することができます。
表示名 & “ ” & 敬称 & ¶ & ¶ & “あけましておめでとうございます。¶ 昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。¶ ¶ PowerAddress¶ https://poweraddress.jp/” |
メッセージ欄の下の [メッセージをエクスポート…] をクリックすると、編集したメッセージをテキスト形式(UTF-16)で保存することができます。
ヒント)UTF-16 でエンコードされたテキストファイルを開くには
Unicode に対応したエディタが必要です。Windows 環境の場合は、OS 付属のワードパッドや Microsoft Word で開くことができます。Mac 環境の場合は、OS 付属のテキストエディットで開くことができます。
メールソフトの挙動を設定
「件数と対象」の右にある「メールソフトの挙動を設定」で、[メールの作成/送信…] をクリックした後のメールソフトの挙動を設定します。[ダイアログなしで実行] を ON にすると、作成したメールが直ちに送信されます。送信前に内容を確認したい場合は OFF にし、メールソフト側で内容を確認の上、送信してください。