Google Gmail 連絡先への移行方法

住所録データを Google Gmail の連絡先アプリ(アドレス帳)へ移行する方法を解説します。Google Gmail CSV ファイルを書き出すだけで、連絡先の基本項目を簡単に移行可能です。PowerAddress で編集、管理している全ての住所録データを Google クラウドの連絡先へ展開することができます。ぜひダウンロードしてお試しください。Android ユーザーにもおすすめです。CSV での移行なので、PowerAddress を持っていない方でも参考になるかと思います。

移行手順

1. 準備

PowerAddress 5.0(Win アプリ版、Mac アプリ版、FileMaker 版)を起動し、移行したいデータを検索機能などを使って抽出します。すべてを移行したい場合は [全て表示] をクリックします。移行したいデータが決まったら、PowerAddress の設定> データ移行> Google Gmail 連絡先 CSV 画面を開き、姓名や会社名のふりがな、敬称、グループなどの設定を確認します。初期値は以下のとおりです。

  • ふりがな変換:現在のふりがな(カード画面で表示されているふりがなをそのまま使用)
  • 敬称:エクスポートしない(”様”などの敬称を追加したい場合は Name Suffix を選択)
  • グループ:カテゴリ + Myコンタクト(連絡先の分類、ラベルに使用されます)
PowerAddress の設定> データ移行> Google Gmail 連絡先 CSV

2. Google Gmail 連絡先 CSV ファイルをエクスポート

PowerAddress のエクスポート画面を開き、拡張タイプの「Google Gmail 連絡先 (CSV)」の右にある [エクスポート…] をクリックし、連絡先データを任意の場所に保存します。

PowerAddress のエクスポート> Google Gmail 連絡先 CSV

3. Google Gmail 連絡先アプリへインポート

Google にログインし、Gmail 連絡先アプリの「もっと見る」メニューから「インポート」を実行し、手順2のファイルを指定してインポートします。

Google Gmail 連絡先> もっと見る> インポート

参考

  • PowerAddress の設定> データ移行> Google Gmail 連絡先 CSV 画面のグループが「カテゴリ + Myコンタクト」の場合、PA のカテゴリと同じ名称のラベル(以下の例では”未分類”)が作成され、その「ラベル」のグループと、「連絡先」のグループに分類されます。
  • インポートすると「インポート: 6/24」などというラベルが作成されます。”6/24″ はインポートの日付です。不要であれば削除可能です。
Google Gmail 連絡先

移行可能な項目

この方法で移行できる項目は以下のとおりです。矢印の左側は PowerAddress の項目名、右側は Google Gmail 連絡先アプリの項目名です。 ※の項目は、PowerAddress の設定> データ移行> Google Gmail 連絡先 CSV 画面の設定値で項目を選択したり、エクスポートしないように設定することができます。

  • カテゴリ → ラベル ※
  • 姓 → 姓
  • 名 → 名
  • 姓_ふりがな or 姓_フリガナ or 姓フリガナ半角 → フリガナ(姓) ※
  • 名_ふりがな or 名_フリガナ or 名フリガナ半角 → フリガナ(名) ※
  • 敬称 → 敬称(名前の前)or 敬称(名前の後) ※
  • 通称 → ニックネーム
  • 旧姓 → ニックネーム
  • 所属 → 会社
  • 部署 → 部門
  • 役職 → 役職
  • 所属_mail → メール(仕事)
  • 自宅_mail → メール(自宅)
  • 携帯_mail → メール(その他)
  • 携帯電話 → 携帯電話
  • 所属_TEL → 電話(仕事)
  • 自宅_TEL → 電話(自宅)
  • 所属_FAX → FAX(仕事)
  • 自宅_FAX → FAX(自宅)
  • その他の番号 → 電話(その他)
  • 所属_国名 → 国/地域(仕事)
  • 所属_郵便番号 → 郵便番号(仕事)
  • 所属_都道府県 → 都道府県(仕事)
  • 所属_町域から建物名等 → 住所(仕事)
  • 自宅_国名 → 国/地域(自宅)
  • 自宅_郵便番号 → 郵便番号(自宅)
  • 自宅_都道府県 → 都道府県(自宅)
  • 自宅_町域から建物名等 → 住所(自宅)
  • 誕生年月日 → 誕生日
  • 所属_HP → ウェブサイト(仕事)
  • 自宅_HP → ウェブサイト(ホームページ)
  • 配偶者_名 → パートナー関係(配偶者)
  • 子供1_名 → パートナー関係(子ども)
  • 子供2_名 → パートナー関係
  • 子供3_名 → パートナー関係
  • テキスト1 (メモ1) → カスタム項目(メモ1)
  • テキスト2 (メモ2) → カスタム項目(メモ2)
  • テキスト3 (メモ3) → カスタム項目(メモ3)
  • テキスト4 (メモ4) → カスタム項目(メモ4)
  • ポップアップ1 (メモ5) → カスタム項目(メモ5)
  • ポップアップ2 (メモ6) → カスタム項目(メモ6)
  • ポップアップ3 (メモ7) → カスタム項目(メモ7)
  • ポップアップ4 (メモ8) → カスタム項目(メモ8)
  • ID → カスタム項目(ID)
  • 整理番号 → カスタム項目(整理番号)
  • メモ(備考欄) → メモ

PA のエクスポート機能をお試しください

FileMaker で起動または共有する場合は FileMaker 版を、単体で起動する場合やはじめての方はアプリ版をお試しください。好きな場所に展開(コピー)するだけ。詳しい手順はこちら、バージョンの違いはこちら。エクセルのテンプレートや他ソフトで作成した CSV からの移行方法はこちら

ファイル概要サイズ
PowerAddress 5.0 (.zip) FileMaker 版(zip 圧縮)15 MB
PowerAddress 5.0 (.dmg) FileMaker 版(Mac dmg 圧縮)18 MB
PowerAddress Win 5.0 Windows アプリ版 64bit(zip 圧縮)76 MB
PowerAddress Mac 5.0 Mac アプリ版(Mac dmg 圧縮)91 MB

関連ページ

外部サイト