前ページでは、エクセルで作成した住所録をインポートする方法について解説しました。ここからは、インポート後のデータを修正する方法について解説します。
11. カード画面を開く
この例のエクセルの住所録は、姓名が一つのセル、住所は二つのセルで管理されています。できるだけ PA 用に編集することをおすすめします。エクセルの住所録が、あらかじめ PA 用のフィールドに分割されていた場合(姓、名、郵便番号、都道府県、市区町村、町域、番地、建物名等)は、以降の作業は不要です。
12. 姓名や誕生日を分割
姓と名の間にスペースがあれば、姓名とそのふりがなを簡単に分割することができます。スクリプトメニューの「姓名を分割…」を実行します。その他、1970/5/1 のような連結した誕生日を「誕生年」や「配偶者_誕生年」などにインポートした場合は、「誕生年月日を分割…」を実行します。移行後の便利な機能はこちらをご覧ください。
13. 姓名や誕生日を分割(対象レコード)
姓名や誕生日の分割は、インポートした複数のレコードを一括して処理可能です。
14. 姓名や誕生日の分割を確認
カード画面を開き、姓名や誕生日の分割結果を確認します。
15. 住所を分割
郵便番号データベースを使って住所を分割します。
16. 郵便番号データベースから転載
郵便番号データベースから転載します。特にこだわりがなければ[すべて]をクリックして転載します。[住所]をクリックすると住所だけが転載されます。[事業所名]をクリックすると事業所名(所属、会社名)だけが転載されます。[すべて]をクリックすると郵便番号、住所、事業所名(所属、会社名)のすべてが転載されます。
17. 番地や建物名等をそのままに
番地以降のデータはそのままにしておくとよいでしょう。
18. 番地や建物名等を編集
最後に番地や建物名等を編集します。以降のレコードも同様に編集します。
以上です。
PA の住所欄は、郵便番号、都道府県、市区町村、町域、番地、建物名等の6つに分かれています。分割して入力しなくても、住所録の管理や宛名印刷は可能です。必ずしも6つの分割を強要するものではありませんが、分割して管理しておけば、数種類の分割/連結データが自動生成され、住所データの再利用やフォーマット変換が容易になります。宛名の住所もより美しいレイアウトに自動調整されます。
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