対象レコードの個々のメールアドレス宛てに、個別の電子メールを作成し送信する方法です。この例は、メール送信ダイアログを使った「対象レコードの個々のアドレス宛てに個別のメールを作成/送信」とほぼ同じです。
ランタイム版でのメール送信について
お客様の動作環境が PowerAddress リリース時の動作環境(v5.x の場合は Win 7〜10、macOS 10)から外れる場合は、FileMaker を使っての送信をお試しください。誠に残念ながら、Win/Mac ランタイム版は、新しい動作環境でのメール送信には対応しておりません。
電子メールの作成と送信方法
手順1. レコードを選択
検索機能などを使って送信先のレコードを抽出します。例えば、複数のレコードのすべての所属宛てにメールを作成/送信したい場合は、カード検索画面で所属の Mail を * で検索します。「リスト> Tel, Mail」を表示し、所属の [Mail] がすべて入力済みになっている(Mail の文字が青)ことを確認するとよいでしょう。不要なレコードがあれば [対象外…] ボタンで除外します。
手順2. メール画面を開く
メニュータブの [メール] をクリックしてメール画面を開きます。
手順3. 件数と対象を指定
メール画面左の「件数と対象」以下のようにします。
件数と対象: | 複数の電子メール(対象レコード、1件ずつ) |
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手順4. 宛先を指定
「To:」、「Cc:」、「Bcc:」などの送信先を、各欄の右にある [▼] から指定します。よく使うメールアドレスをメニューに加えたり、一時的なメールアドレスを欄内に直接入力することも可能です。以下は、「To:」を対象レコードの所属のメールアドレスにした例です。
To : | 所属_mail |
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Cc : | |
Bcc : |
手順5. トピック(件名)を作成
任意のテキスト、任意のフィールド名、演算子などを使ってトピックを作成します。入力欄の右にある [▼] に編集可能なサンプルがあります。以下は、年賀状メールの場合のトピック例です。カスタマイズ方法はこちらをご覧ください。
トピック: | 表示名 & ” ” & 敬称 & “、あけましておめでとうございます” |
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手順6. メッセージ(本文)を作成
任意のテキスト、任意のフィールド名、演算子などを使ってメッセージを作成します。入力欄の下にサンプルを表示するためのボタンがあります。以下は、年賀状メールの場合のメッセージ例です。カスタマイズ方法はこちらをご覧ください。
メッセージ: | 表示名 & “ ” & 敬称 & ¶ & ¶ & “あけましておめでとうございます。¶ ¶ Powershift より” |
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作成したメッセージをテキストファイルに保存するには、入力欄の下の [メッセージをエクスポート…] をクリックします。
手順7. メールソフトの挙動を設定
「件数と対象」の右にある「メールソフトの挙動を設定」で、[メールの作成/送信…] をクリックした後のメールソフトの挙動を設定します。[ダイアログなしで実行] を ON にすると、作成したメールが直ちに送信されます。送信前に内容を確認したい場合は OFF にし、メールソフト側で内容を確認の上、送信してください。
- ダイアログなしで実行:ON
作成したメールが直ちに送信されます。 - ダイアログなしで実行:OFF ← 初期値
作成したメールが下書きの状態(件数分のウインドウが表示されたり、下書きフォルダに保存)になります。
手順8. メールの作成/送信を実行
メール画面のメニュータブの下にある [メールの作成/送信…] をクリックします。
送信メッセージの例
以下は、メールの送信者が「Powershift」、送信者のメールアドレスが「support@powershift.ne.jp」、対象レコードが5件のときのメッセージ例です。
1件目の電子メールは以下のとおりです。
メールヘッダー | Return-Path: support@powershift.ne.jp From: Powershift <support@powershift.ne.jp> Subject: 山田 太郎 様、あけましておめでとうございます Date: (送信日時) To: (宛先で指定したメールアドレス #1) |
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メール本文 |
山田 太郎 様 あけましておめでとうございます。 Powershift より |
2件目の電子メールは以下のとおりです。
メールヘッダー | Return-Path: support@powershift.ne.jp From: Powershift <support@powershift.ne.jp> Subject: 山田 花子 様、あけましておめでとうございます Date: (送信日時) To: (宛先で指定したメールアドレス #2) |
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メール本文 |
山田 花子 様 あけましておめでとうございます。 Powershift より |
3件目の電子メールは以下のとおりです。
メールヘッダー | Return-Path: support@powershift.ne.jp From: Powershift <support@powershift.ne.jp> Subject: 田中商店 様、あけましておめでとうございます Date: (送信日時) To: (宛先で指定したメールアドレス #3) |
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メール本文 |
田中商店 様 あけましておめでとうございます。 Powershift より |
4件目の電子メールは以下のとおりです。
メールヘッダー | Return-Path: support@powershift.ne.jp From: Powershift <support@powershift.ne.jp> Subject: 鈴木 一郎 様、あけましておめでとうございます Date: (送信日時) To: (宛先で指定したメールアドレス #4) |
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メール本文 |
鈴木 一郎 様 あけましておめでとうございます。 Powershift より |
5件目の電子メールは以下のとおりです。
メールヘッダー | Return-Path: support@powershift.ne.jp From: Powershift <support@powershift.ne.jp> Subject: 株式会社○○○ 様、あけましておめでとうございます Date: (送信日時) To: (宛先で指定したメールアドレス #5) |
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メール本文 |
株式会社○○○ 様 あけましておめでとうございます。 Powershift より |